旅工房は、「国際交流の発展及び世界平和に貢献することと同時に、全従業員および関係者の物心両面の充足と幸福を追求する」を経営理念としています。東日本大震災の際は、2011年3月15日～4月14日の1ヶ月間、旅工房のツアーにお申し込みのあったお客様の旅行代金から1人あたり1,000円を寄付する取り組みを実施。義援金7,350,769円を日本赤十字社にお送りいたしました。
旅工房は、今後も旅行を通じて、国際交流の発展と世界平和に貢献できる企業を目指し、邁進してまいります。
デンパサールにある孤児院「ELISAMA」を訪れました。
2004年に設立された孤児院「ELISAMA」。キリスト教の孤児院ですが、様々な宗教の子どもたちが生活しています。ここで生活している子どもは47人。家庭が貧しいために孤児院に預けられた子どもが多いそうです。
孤児院の中に入ると、子どもたちが出迎えてくれました。
カメラを向けて一生懸命にポーズをとる子どもたち、とても可愛いですね。
早速、孤児院のスタッフの方へインタビューを行いました。
子どもたちは孤児院で生活を送り、公立の学校に通います。中学校までは1kmもかからないので、子どもたちは徒歩で通います。高校は少し遠いところにあるため、乗合バスを利用しています。
休みのときは、親がいる子どもは自宅に帰ります。親が孤児院に来ることができるのは、3か月に1回程度のみと決められています。親が孤児院に頻繁に会いにきて子どもが家に帰りたくなっても、家では生活ができないからだそうです。
小学校～高校までは、孤児院で学費を負担しています。また働き始めてからも生活が苦しい間は、孤児院に留まったまま働いても良いとされています。
孤児院では寄付をもらえるのは不定期のため、缶詰など長持ちするものがあると役立つそうです。
孤児院では門限が決まっており、自由に出かけることはできません。またテレビも見て良い時間は決められています。
今後も、子どもたちが健やかに成長できることを心より願います。
（訪問日：2013年12月6日 / 取材：山下、林、峰重）