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CSR

バリ島の5つの孤児院に寄付しました(5) <孤児院 Pondok Pesantren Muhammadiyah>

旅工房は、「国際交流の発展及び世界平和に貢献することと同時に、全従業員および関係者の物心両面の充足と幸福を追求する」を経営理念としています。東日本大震災の際は、2011年3月15日~4月14日の1ヶ月間、旅工房のツアーにお申し込みのあったお客様の旅行代金から1人あたり1,000円を寄付する取り組みを実施。義援金7,350,769円を日本赤十字社にお送りいたしました。

旅工房は、今後も旅行を通じて、国際交流の発展と世界平和に貢献できる企業を目指し、邁進してまいります。

デンパサールにある孤児院「Pondok Pesantren Muhammadiyah」を訪れました。


2003年からサーダンさんが始めたイスラム教の孤児院「Pondok Pesantren Muhammadiyah」。男の子17人が孤児院に住み込みで生活をしており、また外から来る子どもは、この他に男女15人います。親がいない子どもの親戚や、貧しい家庭の親が、子どもを孤児院に連れてくるそうです。

イスラム教の孤児院は世界中にあり、孤児院間で定期的に、子どもたちが何人いるか、どこから寄付をもらっているか等の情報交換をしているそうです。 孤児院では、寄付金が定期的にもらえることはありません。サーダンさんによると、子どもたちが学校に通い、生活をするためには、毎月約1500万ルピー(約127,000円 / 2013年12月18日現在)が必要とのことです。

家計の中で特に負担が大きいのは、高校や中学へ通うための学費。資金が足りなくなり、支払いが1~2か月分ほど滞ってしまうこともあるそうです。

孤児院はイスラム教なので、子どもたちは1日に5回お祈りをします。孤児院のすぐ裏にある学校に通い、学校から帰るとみんなで空手、サッカー、バドミントンなどのスポーツをして過ごします。料理はコックに任せていますが、洗濯や掃除は子どもたちが行います。

今後も、子どもたちが健やかに成長できることを心より願います。

(訪問日:2013年12月6日 / 取材:山下、林、峰重)