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CSR

バリ島の12の孤児院に寄付しました(2) <孤児院 DARMA JATI Ⅰ>

旅工房は、「国際交流の発展及び世界平和に貢献することと同時に、全従業員および関係者の物心両面の充足と幸福を追求する」を経営理念としています。東日 本大震災の際は、2011年3月15日~4月14日の1ヶ月間、旅工房のツアーにお申し込みのあったお客様の旅行代金から1人あたり1,000円を寄付す る取り組みを実施。義援金7,350,769円を日本赤十字社にお送りいたしました。

旅工房は、今後も旅行を通じて、国際交流の発展と世界平和に貢献できる企業を目指し、邁進してまいります。

孤児院「DARMA JATI」はクルンクンにある「DARMA JATI Ⅰ」とデンパサールの「DARMA JATI Ⅱ」の2つあります。兄弟で運営しており、「DARMA JATI Ⅱ」は兄である社長ニカさん、「DARMA JATI Ⅰ」は妹であるイブさんが管理されています。

「DARMA JATI Ⅱ」のメインの建物はニカさんがつくり、付属の建物は寄付金で造られました。孤児院の周りには田んぼや緑が広がっています。

最初に、孤児院を管理されている、イブさんにお話を伺いました。

ここでは8~14歳の子ども65人が生活をしています。中学校は孤児院から2kmほど離れているので、子どもたちは徒歩で通います。中学を卒業すると、デンパサールにある「DARMA JATI Ⅱ」に移って生活し、高校に通います。

親がいる子どもは、お祭りのときになると2~3日間だけ自宅に帰ります。バリ島のお祭りは、ダルマンのお祭りが年2回、ニピのお祭りが年1回の年3回が基本です。

「孤児院では何が特に必要ですか。」という質問に対しては、「食べ物、特にお米があると助かります。」と答えられました。今回もお米を寄付したことを喜んでくださり、笑顔で「ありがとう」と言って旅工房スタッフの手を握ってくださいました。イブさんの、母のような優しい笑顔が印象的でした。
孤児院の資金は、寄付金の他、豚を飼育・販売することで調達しています。最初に2匹購入した豚は、今では子どもを産んで10匹に増えました。豚が大きくなったら市場で売り、子どもたちの生活費にするそうです。

子どもたちはカメラやビデオに興味しんしん。子どもたちを写して見せると楽しそうに画面を覗きこんでいました。一生懸命ポーズを決める子どももいて、とても可愛かったです。

今後も、子どもたちが健やかに成長できることを心より願います。

(訪問日 : 2013年12月7日 / 取材 : 山下、林)