旅工房は、「国際交流の発展及び世界平和に貢献することと同時に、全従業員および関係者の物心両面の充足と幸福を追求する」を経営理念としています。東日 本大震災の際は、2011年3月15日~4月14日の1ヶ月間、旅工房のツアーにお申し込みのあったお客様の旅行代金から1人あたり1,000円を寄付す る取り組みを実施。義援金7,350,769円を日本赤十字社にお送りいたしました。
旅工房は、今後も旅行を通じて、国際交流の発展と世界平和に貢献できる企業を目指し、邁進してまいります。
デンパサールにある孤児院「AL-ISLAM HIDAYATULLAH」を訪れました。孤児院「AL-ISLAM」は、今回訪れたデンパサールの孤児院の他、カラサム、シガラジャ、タバナンと、バリ島内に4か所あります。またカリマンタンには、インドネシアで中心になっている孤児院があります。
この孤児院には、6~17歳の子ども35人が住んでおり、また25人の子どもが外から通ってきています。現在、受け入れは男の子のみですが、女の子が入れる孤児院も建設中です。子どもたちは、家族がいない、家庭が貧しい等の理由でこの孤児院に連れて来られます。イスラム教の孤児院なので、イスラム教の信者が多いジャワ島から来る子どもも多いそうです。
子どもたちの1週間のスケジュールを教えてもらいました。
<月~土>
4:30~ お祈り、勉強の準備
7:00~ 勉強
12:05~ お祈り
13:00~ ランチ
15:30~ お祈り
16:00~ 宗教の勉強
18:30~ お祈り、夕食
19:30~ お祈り
21:00まで 宗教の勉強
<日>
4:30~ お祈り
7:00~ 掃除
9:00~ 自由行動
12:05~ お祈り
13:00~ ランチ
15:30~ お祈り
18:30~ お祈り、夕食
19:30~ お祈り
イスラム教なので、1日に5回お祈りの時間があります。学校は孤児院の中に小学校~高校が併設されています。
高校卒業後、子どもたちは孤児院に常駐する先生の紹介や推薦によって就職します。仕事が見つかるまでは、孤児院の中で勉強を続けます。
インタビューの後は、子どもたちに簡単な日本語を教えながら交流をしました。
旅工房スタッフが勉強してきたインドネシア語を話すと大盛り上がり!
あっという間に打ち解けて、日本語の挨拶や数字を教えた他、子どもたちからリクエストのあった日本語をいくつか教えました。
また日本の歌を披露してくれた子どももいました。
今後も、子どもたちが健やかに成長できることを心より願います。
(訪問日:2013年12月8日 / 取材:山下、峰重)