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CSR

バリ島の12の孤児院に寄付しました(5) <孤児院 YAPPA>

旅工房は、「国際交流の発展及び世界平和に貢献することと同時に、全従業員および関係者の物心両面の充足と幸福を追求する」を経営理念としています。東日 本大震災の際は、2011年3月15日~4月14日の1ヶ月間、旅工房のツアーにお申し込みのあったお客様の旅行代金から1人あたり1,000円を寄付す る取り組みを実施。義援金7,350,769円を日本赤十字社にお送りいたしました。

旅工房は、今後も旅行を通じて、国際交流の発展と世界平和に貢献できる企業を目指し、邁進してまいります。

孤児院「YAPPA」を訪れました。最初に、孤児院を運営されている、ブディさん、ウマイリさんにお話を伺いました。
この孤児院にいるのは、男の子27人、女の子29人の合計56人。女の子は今回訪れた建物とは別の建物に住んでいるそうです。

多くの子どもたちは、バリ島の北にあるシガラジャや東のカラガサムから来ています。これらの地域は観光地化されていないため仕事が少なく、貧しい家庭が多いそうです。家族から孤児院に要望があった際に、孤児院のスタッフがシガラジャやカラガサムまで子どもを迎えにいきます。また、ジャワ島から来ている子どももいます。

18歳になると、子どもたちは親のもとに帰り、また親がいない子どもたちは、親戚の家に引き取られます。大学や専門学校に行く場合は、孤児院で学費を援助することもあるそうです。

インタビューの後は、簡単な日本語を子どもたちに教えました。

表面にインドネシア語、裏面に日本語を書いたお手製のカードを使いながら、「PAGI」は「OHAYO(おはよう)」、「TERIMAKASIH」は「ARIGATO(ありがとう)」・・・と、挨拶や数字をひとつひとつ教えていきました。

子どもたちは興味しんしんで、日本語を初めて勉強したにも関わらず、あっという間に単語を覚えてしまいました。「これは?」と言ってインドネシア語のカードを出すと、「こんにちわー!」「どういたしまして-!」と、大きな声で日本語を答えてくれる子どもたち。短い時間ではありましたが、楽しく文化交流ができました。

最後に、子どもたちが復習できるように、教えた日本語とインドネシア語の一覧表をプレゼントしました。

今後も子どもたちが健やかに成長できることを心より願います。

(訪問日 : 2013年12月7日 / 取材 : 山下、林)