旅工房は、「国際交流の発展及び世界平和に貢献することと同時に、全従業員および関係者の物心両面の充足と幸福を追求する」を経営理念としています。東日 本大震災の際は、2011年3月15日~4月14日の1ヶ月間、旅工房のツアーにお申し込みのあったお客様の旅行代金から1人あたり1,000円を寄付す る取り組みを実施。義援金7,350,769円を日本赤十字社にお送りいたしました。
旅工房は、今後も旅行を通じて、国際交流の発展と世界平和に貢献できる企業を目指し、邁進してまいります。
デンパサールにある孤児院「WIDHYA ASIH Ⅰ」を訪れました。この孤児院の中に住んでいる子どもは27人、外から孤児院に通ってくる子どもは6人です。 ここの孤児院では、中学卒業後、高校または専門学校に3年間通い、その後に見習いとして仕事を始めるそうです。今回、孤児院を訪れたときに出会ったのは、専門学校に通う子どもたちでした。
孤児院に入ると、子どもたちが「こんにちは!」「あなたの名前はなんですか?」「よろしくお願いします!」と、元気よく日本語で話しかけてくれました。子どもたちは、専門学校で1週間に2時間、日本語を勉強しているそうです。卒業後はホテルやレストラン、旅行会社に就職を希望する子どもが多いそうです。
まずは皆で自己紹介。子どもたちには、名前と将来何になりたいかについて、日本語と、日本語でわからない部分は英語で自己紹介をしてもらいました。先生、船のシェフ、医者、歌手…子どもたちの口からは、様々な夢が語られました。
子どもたちは、「将来何になりたいか」について日本語で何と言うのか知らなかったようです。そこで、隣の人に「あなたは何になりたいですか?」と聞いて、次の人が「わたしは○○になりたいです。」と答える練習をしました。
子どもたちが楽しそうに、また一生懸命に取り組んでくれたので嬉しかったです。「日本語が大好き!」「日本に行ってみたい!」と話してくれる子どももいました。楽しい交流のひとときを過ごすことができました。
今後も子どもたちが健やかに成長できることを心より願います。
(訪問日 : 2013年12月7日 / 取材 : 山下、林)