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プレスリリース

PRESS RELEASE

インドネシアにおけるPT. Palm Mas Dewata Tour & Travelの 株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

オーダーメイドの旅を提供するトラベル・コンシェルジュ・カンパニー、株式会社旅工房(東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:高山泰仁)は、インドネシア共和国の旅行会社であるPT. Palm Mas Dewata Tour & Travel(以下「対象会社」)の株式を取得し、子会社化いたします。

1.株式の取得の理由

当社は、成長戦略として海外展開の強化を掲げ、海外から日本国内へのインバウンド需要の拡大及び新興国における旅行需要の増加をみすえ、日本国外での事業拠点の拡大と海外ネットワークの充実により、インバウンド旅行事業のさらなる強化と海外における旅行需要獲得を推進しております。

当社では、成長著しい東南アジアを有望な市場と認識しております。特にインドネシアは日本の約5倍の面積に約2.55億人が居住するASEAN随一の大国であり、同国の2005年以降の経済成長率は、世界金融・経済危機の影響を受けた2009年を除き、5%後半~6%台という高い成長率を達成しております(※1)。また、2017年の訪日インドネシア人は約35万人となっており、2015年より3年連続で前年比30%前後の高い伸び率での増加を記録しております(※2)。

対象会社は、インドネシア共和国バリ州を拠点に、8か所のリゾートホテルを所有し、200店舗を超えるコンビニエンスストア、20店舗を超えるスーパーマーケット、レストラン、スパ、食品加工業等の事業を幅広く展開しているRamayanaグループの旅行部門です。今回、当社は対象会社の議決権の67%を取得し、当社の子会社とすることを決定いたしました(※3)。当社は、対象会社の子会社化により同社が有する旅行業のライセンスを活かし、日本からインドネシアへの送客だけではなく、インドネシアから日本への訪日客需要の獲得や今後の成長が見込まれるインドネシアから日本以外の第三国への旅行需要等、インドネシア国内での旅行事業を展開して現地需要を取り込むことを目指しております。また、Ramayanaグループが有する他の事業やネットワークとの連携により、将来的には旅行以外の関連事業での収益拡大も検討しており、今後の当社の成長戦略にも資するものと考えております。

※1 日本政府外務省より
※2 日本政府観光局より
※3 インドネシア共和国の外資規制上、旅行会社への外国企業の投資上限は67%とされております。

2.異動する子会社の概要


※4 換算レートは1Rp=0.008円として算出しております。

3.株式取得の相手先の概要

※5 PT. Ramayana Niaga Investama(以下「RNI」)はRamayanaグループの持ち株会社です。RNIは当社による対象会社の株式取得に先立ち対象会社の個人株主から株式を譲り受けることとなっており、当社は対象会社の議決権の67%に相当する株式をRNIより取得いたします。その結果、本件株式取得後の対象会社の持株比率は次のとおりとなります。
株式会社旅工房 67.00%、PT. Ramayana Niaga Investama 25.60%、個人株主2名 7.40%

4.取得株式数,取得価額及び取得前後の所有株式の状況

5.日 程

6.今後の見通し

本件株式取得による当社平成31年3月期の連結業績への影響は軽微であり、業績予想修正の予定はありません。今後業績に重大な影響を与えると判断した場合には速やかにお知らせいたします。

(参考)当期連結業績予想(平成30年5月11日公表分)及び前期連結実績


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・旅工房及びトラベル・コンシェルジュ・カンパニーは株式会社旅工房の登録商標です。
・プレスリリースの内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。